立秋

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秋立つと思へる方に家族あり 玉宗


「立秋」


父が死んではまなすの実が残った

朝顔が萎むように母は昇天した


みんな正夢のように私を通り過ぎて逝った

みんななかったことのように私を置いて逝った

家族であったことが夕焼けのように眩しい

月見草が沖を恋して咲いていた


私は船縁を軽く叩いたりして

逝く夏を惜しみ

蝶になって海を渡りたかった






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