テーマ:やっちまったよ

やっちまったよ・法話集『両箇の月』正誤表顛末記

正解は鵜呑みにできぬ蛙かな 玉宗 言い訳めいて余り気が進まないのだが、一寸の虫にも五分の魂捨てがたく、今回ある著名な宗門の宗師家に指摘された法話集『両箇の月』正誤表の解説、そしてことの顛末を書いてみようか。 その殆どは誤植であるのだが、いづれにしても著者の責任であることは間違いない。実は予算的なこともあり出版社の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

今日のやっちまったよ・「雪囲い作務のこころ」

けふもまた一人しぐれてゐるばかり 玉宗 今年一月の大雪で屋根からしずり落ちた雪が庫裡の玄関先に山となり、何度も雪掻きに汗を流した。 興禅寺の屋根は瓦ではなく鋼板である。雪止めもついていないので、溜まるたびに滑り落ちて来る。一晩のうちに玄関先は雪の山。中に入れないということが何回かあった。 ということで、玄関先に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

墓場よりの風景

着膨れて墓の心地がしてならぬ 玉宗 今日は私と夫人の結婚記念日である。記念日というには我ながら烏滸がましいのだが、お互いにとって人生の節目であったことは間違いない。 結婚は人生の墓場と穿ったことを言ったのはだれなのだろう。それは男だろうか、女だろうか。男目線、女目線で結婚の意義づけも違うのだろうか。 人は判断力…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

花菖蒲畑作務、その後

咲かせたる花があやめか杜若 玉宗 昨年の秋だったと思うが(半年そこそこ以前のことが上手く思い出せない(´;ω;`))、境内の裏庭に花菖蒲畑を作ることを口外し、人様からその株を分けてもらい三か所ほどに植えたのである。 五月に入って葉が伸び出し、昨日ついに一輪ではあるが、紫の花を開かせた。 でもって、おそるおそる観察し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

雲を呼ぶ男?!

雛罌粟のゆらゆら城の傾きぬ 玉宗 花まつりまで一週間となった。 昨日までの週間天気予報では十五、十六日と☀マークだったのが、今日になって☁マークになった。その前後は☂マークか☁時々☂マークである。なんとか、☁を維持しているのだが、ん~、どうな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

俳句落書き、雑感

大手毬お茶碗一杯分ほどの 玉宗 俳句という代物は落書きのようなものではないかと思ったりもする。 第三者には無価値であるという点からしても、書くべきところでないところに書くという点からしても、仲間同士の戯言という点からしても、頼まれもしないのに衆目の的になる大衆文芸の隆盛がある。 さしずめ私などは毎日SNS上に一…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

やっちまったよ「入歯は余生の友達?!」

満を持しひらき初めたる牡丹かな 玉宗 先日、下の奥歯がなくなったため、左右架け橋状態の入歯を作ってもらった。 保険適用の代物という事で、頗る出来が悪い。ものを噛むたびに、隙間に挟まり口の中がわやくちゃになる。呑み込むにも難儀するし、舌が入歯の先端を何度も掠めて実に不愉快である。食中食後に入歯を外して洗うことを余儀なく…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

我、事に於いて

後悔に先立たれたる朝寝かな 玉宗 剣豪宮本武蔵が遺したとされる言葉に、「我、事において後悔せず」というのがある。 古来、剣の道を究めた武蔵の言葉には、禅に通じるものがあるとされる。私なども「後悔はしない」などと口外するのではあるが、それは大概負け惜しみの言い逃れであることが多いというのが真相だ。 ところで、「後悔先…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

今日の木偶の坊「私って、何者?!」

嘆くかに藤垂れ空の只青し 玉宗 仏縁と俳縁というものが私の中では分かち難く彩られている。 出家するきっかけになったのは俳人・金子兜太先生との出会いがなければあり得なかった。その後、目に見えない縁に誘われて四十年近く生きて今にある。さてもこれを何縁と云うべきか。 出家して、俳句のとも縁が切れるのかと思いきや、この…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

やっちまったよ「薬に食前、食後」

春の風邪言はれてみればそんな感じ 玉宗 先日来から咽喉の調子が悪く、病院で診察を受けた。先生の見立てでは熱もなく、咽喉の奥が少し赤くなっていますということ。胸に聴診器を当ててもらったが異常もないという。何気なくカルテを盗み見ると。「経過観察、急性気管支炎」といった文字があった。 処方箋を戴いて薬局へ。 若い店員…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

生きるコツ?!

雪掻いて無駄骨らしきもの残る 玉宗 寒波襲来で輪島も数年来の大雪となった。一晩で四五十センチは積もったようだ。 昨日は朝六時頃から永福寺での雪掻き。法事が予定されていたので門前の興禅寺に移動。出かける前に山のように積まれた雪を掻く。興禅寺は屋根に雪止めを付けていないので次から次とや根雪が軒下に落ちて山となる。出入り口にし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

今年の総括その1・畑作務の顛末

縛つたり閉めたり冬の初めかな 玉宗 今年の年頭に当たって一年の目標を述べた際、畑作務を再開すると豪語していた記憶がある。 結論を先に言えば達成できなかった。以前お寺の裏庭を畑にしたことがある。二三年もしただろうか。結構楽しく、出来栄えもそれなりに満足できるものではあったのだが、もっといろんな種類のもの手掛けてみたい思…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

やっちまったよ「メタボ解消作戦、その後、ってか」

外に出れば冬の夕暮れ青ざめて 玉宗 さて、記事にするかどうか迷った挙句、書かずにはいられないわが性であることを断っておく。 ほかでもない。メタボ解消作戦のその後なのであるが、今現在の状況を中継すれば、リバウンドっていうんですか、そんな感じかな。 昨年一年かけて倅の晋山式には理想的な状態に限りなく近づいていたのではある。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

俳諧ひとりごと

釣舟草月の港を出づるべく 玉宗 ふり返れば小さいころから、人と遊ぶより、自然の中でひとり遊びをしているのような人間だった。 今でも大差のない日常である。つまらないくなったりすると、妻に愚痴を言ったりするのが関の山で、その上げ句に俳句を作っている様なところもある。 俳句大会と名のつくものにも以前から数えるほどしか…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

柿の思い出

これ以上背伸びはできぬ柿の空 玉宗 私は北海道生まれで、成人過ぎまで故郷に住んでいたのであるが、彼の地では柿の木を見た記憶がない。竹林も同様。どちらも北限を越えているらしい。 内地(北海道では本州をそう呼んでいた)に渡って、汽車の窓から初めて柿の実の実っている風景を見たときは感動し、同時に自分がつくづく北海道の田…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

清濁合わせ呑む般若湯?!

こんな夜は能登の地酒を温むべく 玉宗 私は酒があってもなくても一向に頓着なく生きていけるような、まあ、人によってはつまらない類の人間である。酒を覚えたのも成人してからという融通の利かないところも持ち合わせている。酒飲みの実父の悲喜劇を目の当たりにして成長した反動もあり、酒飲みにだけはなりたくないといったトラウマの様なも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

今日のばかやろう・親の責任、子の責任

稲の香や母に抱かれてゐる如し 玉宗 俳優という生き方は準公人的な存在なのだろうか。 またぞろ、成人してまもない男優が欲望の制御が効かず暴走し、事件を起こした。同業者でもある母親が例の如くに衆目の元で謝罪会見。 見る限りにおいてあれ以上の親としての弁解があろうとも思われない。それにしても、そんな親にしても一人の自立し…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

葬式祭り・再掲

渡御過ぎて犬猫渡り始めけり  玉宗 門前町には有形民族文化財とでもいうべき伝統的な奇祭がいくつかある。町内の門前・走出の両地区で毎年7月18日・19日に行われる例祭で、通称「ごうらい祭り」とも呼ぶ、全国でも珍しい神仏混淆の祭である。この祭りは、鎮守である櫛比神社の神輿が曹洞宗の総持寺祖院を年に一度ご機嫌伺いに訪れるという形…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

今日の生老病死・メタボ解消再挑戦!

風にやゝ遅れて揺らぐ蓮かな 玉宗 御心配いただいている指のしびれと血圧であるが、昨日市民病院内科を受診してきた。 血液検査、心電図、胸部レントゲン、頭部のМRI。 血液検査では悪玉コレステロールっていうやつが高かった。それ以外はとくに異常なし。指のしびれもМRI「頭部の画像では、脳梗塞の心配はないとのこと。以前に起きた…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

今日の生老病死・テニス肘?パソコン肘?

グラジオラス雨後のきれいな風とどく 玉宗 もう半月ほど前からの症状なのだが、右肩から胸部、肩甲骨、二の腕、肘、そして人さし指と中指にかけてしびれや凝り、怠さのようなものが続いている。特に右指の症状が顕著で、日常生活には今のところ差しさわりはないのだが、気になってしょうがない。 夫人に病院へ行けと催促されるまでもな…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

今日のやっちまったよ・職人さんと道具

すててこの父の余生が目に余る  玉宗 現在、永福寺では11月の晋山式に向けて改修工事の真っ最中なのであるが、先日久々の「やっちまったよ」をしでかしてしまった。 普請ということで馴染みの大工さんが入っている訳だが、私は昔から大工さんのような所謂「職人さん」に興味があって、その道一筋に生きている人間に一目置いているし…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

幻の紫陽花寺

五月雨てゐるほかはなし今日もまた 玉宗 平成三年に入寺した頃の興禅寺は、境内正面には砂利が敷かれ裏庭は竹藪と放置され草茫々たる枯山水があった。昔使われていた石垣の残骸が転がっていたり、やはり放置された薪小屋が朽ちていた。禅寺の庭というには余りにもお粗末なものであった。 入寺して先ずやったことは境内内外の整理である。正…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

餅力で托鉢してます?!

冬の川海と平らになるところ 玉宗 托鉢四日目。 今のところ雪のない寒行である。昨日などは一日冬晴れの好天気だった。いつも午後から三、四時間の托鉢なのであるが、晴天に唆されて午前中から決行した。以前は一日中歩いてもなんともなかったのだが、寄る年波か、午後から歩き始めて間もなく、気力が失せてしまって歩くのがしんどくな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

やっちまったよ・カミソリに負けたお坊さん

マスクして言葉失ふ安堵あり 玉宗 今年最初のやっちまったよ。 年が明けて間もなく、初湯に浸かったまではよかったのだが、ケチが災いしたのか、去年末まで使っていた安全剃刀で髭を剃った。剃り味がイマイチだったが口のまわりもいつものように逆さ剃りをして済ませたのである。次の日からなんとなく剃り後に違和感があり、いつものカ…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

一年の計をフライング?!

冬ざれの沖より神の来るといふ 玉宗 夫人が助手席に坐ってぼそりと言い出した。 「お父さんはそろそろ大殺界にはいるんだよね~」 「そろそろって、来年からかい?」 「ん?来年からじゃないけどね、そろそろ・・還暦も控えてることだし、私の思うに、健康の方に問題がおきるんじゃないかなあ・・」 「だれだって…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

やっちまったよ・その69/危機一髪の冬帽子

ああ見えて意外と初で冬帽子 玉宗 お坊さんが手拭を被っているのをご覧になった方も多いことだろう。僧堂では雲水さん達が姉さん被りのように手拭を頭に巻く。僧堂によって若干巻き方に違いがあるようだ。私も夏場は作務の折に手拭を巻いてする。あれは伊達や酔興でフアッションしているのではない。スキンヘッドを保護するという古来から?の…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

やっちまったよ・その68「前頭葉の向う傷?!」

なほざりに神の渡るを肘枕 玉宗 昨日車の洗車液を注入しようとしてボンネットを開けて注入しようとしたところ「ゴツン」とボンネットが頭に落ちてきた。支える事を忘れていたのである。切れることはなかったが赤く腫れそうな気配を察し、慌てて夫人のところへ駆け込んだ。 「お~い!おでこに車ぶつけちゃったよ・・・いや、バンパー?いや…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

やっちまったよ・その67「声帯が・・」

秋の雲ひろがりひろがり一人きり  玉宗 先日、久しぶりに再開した「やっちまったよシリーズ」であるが、ここに来てまた一つやらかしてしまった。 ぎっくり腰の方は回復に向かっているのだが、二三日前から声が掠れていた。風邪を引いたふうでもないので、のど飴なんか舐めて過ごしていたのだが、昨日の朝のお勤めをしようとしたら、今まで…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

やっちまったよ。その66・「ぎっくり腰は安静の大獄?!」

寝くたれの肉のひだるさ秋時雨 玉宗 久しぶりのやっちまったよシリーズ。(それにしても5年足らずで66回目かよ…) 昨日の朝、外で掃き作務をしていたら、なんということもない拍子に腰にギクッと痛みが走った。 時間が経つにつれて痛みが増した。数年前にも一度、生れて初めてのぎっくり腰を体験している。歩くのも難儀で、這うよう…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

何様?天下一品の俳句?!

端居より少し老いては戻りけり 玉宗 夏安居真っ最中の弟子であるが、来月に迫った「法戦式」。師寮寺としてもそろそろ準備に取り掛からなければならない。準備と言っても、お寺としては謂わば「内祝い」。檀信徒への法要案内と祝宴への参加を呼び掛けている。 夫人の知恵も借りながら、どの程度の「内祝い」にするべきか迷いながらという有…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more